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クシマクロビオティックスから見た、大腸炎の原因と対応方法について説明します。

大腸炎は、大腸または結腸に炎症が起こった症状で、腸に溜まった大量の粘液や膿、血液を排出し、頻繁な下痢を伴うことが多いとされます。
また、疲労や発熱、体重の減少、痛み、関節の硬直といった症状も、併せて見られるとしています。

この症状は、長期間に渡る極端な食品の摂取が原因で、極陰性と極陽性のどちらか1つ、または両方の要因が重なって、血液や体内環境が酸性化した状態であるとされます。

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抗生物質などの薬物を大量に摂取したときも、大腸炎に似た症状が引き起こされるとされます。

実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。
西洋現代医学のほかにも、対応方法がありそうだということは認識しておきましょう。

▼前提
致命的な症状が疑われる場合には、まずは至急、西洋医学などで医師の受診を受けてください。ここでは、予防の観点を中心に、原因や対応方法について説明します。

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▼症状の予防と解消

陰陽両極端が併合した症状のための、中庸の食事に従います。
また、以下の推奨事項を参照します。

  1. 以下を、毎日約10日間飲むとよい。
    • 梅しょうくずに、小さじ1杯のダイコンおろしを加えたもの。
    • 出血の解消には、梅しょうくずに、小さじ1杯のダイコンおろしを加えたものに、おろしたレンコンを加えたものがよい。
  2. 玄米おむすびも非常によく、よく噛んで食べるようにする。

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▼潰瘍性大腸炎について
潰瘍性大腸炎は、より重症の大腸炎で、腸管に小さな腫瘍ができるのが特徴で、弛緩や腹部の頻繁な出血、痛み、発熱などの症状を伴うとしています。
それほど重症でない場合には、大腸炎のための食事法や手当てで好転しますが、重症の場合は、生命の危険が伴うため、緊急の医療処置が不可欠であるとされます。
重症で緊急の医療処置を行った場合には、マクロビオティックの取り組みを併用し、長期間行うと効果的であるとしています。


THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス


そのほか、クシマクロビオティックスコンシェルジュの資格認定プログラム、以下の書籍を参考にさせていただきました。

  • マクロビオティック自然療法 久司道夫 日貿出版社
  • 地球と人類を救うマクロビオティック 久司道夫 文芸社
  • マクロビオティック健康法 正食のすすめ 久司道夫 日賀出版社
  • マクロビオティック入門 久司道夫 かんき出版
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