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クシマクロビオティックスから見た、痔の原因と対応方法について説明します。

痔は、肛門周辺の静脈中にできる痛みを伴った腫れや瘤で、血栓ができたり炎症を起こしたりしたものとされます。

特に、便秘がちの人が、排便の際に強くいきんだり、長時間座ったままでいたりすると、肛門に負担がかかって、痔の症状が現われるとされます。他にも、刺激物やアルコールの過剰摂取から起こる下痢や、冷えなども肛門に負担をかけてしまうとされます。

日本では、3人に1人が痔持ちとされる報告もあり、身近な病気の1つとされます。患者の男女差はほとんどないとされますが、特に20~30才台に関しては、女性の患者数が男性を大きく上回っているとされます。

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痔を大きく分類すると、次のようになります。

1 痔核(いぼ痔)
痔核(いぼ痔)は、肛門にいぼ状の腫れができた状態で、肛門の奥の直腸側にできる内痔核(ないじかく)と、肛門の外側にできる外痔核(がいじかく)の2つの種類がある。日本では、男女とも、痔核(いぼ痔)が大半を占めるとされ、最も多いのが内痔核(ないじかく)とされる。

内痔核は、痛みは少なく、出血や便の出きっていないような感覚、違和感、肛門から痔核が出てくるなどの症状があり、進行すると、痔核が肛門から出たままになる。
外痔核は、腫れができ、激しく痛むことが多いとされるが、出血は少ないとされる。


2 裂肛(切れ痔)
裂肛(切れ痔)は、肛門周辺の皮膚(肛門上皮)が切れたり裂けたりした状態で、便秘傾向のある女性に多いとされる。おもな症状は、強い痛みと出血で、出血の量は少ないが、肛門上皮には痛みを感じる知覚神経が通っているために、痛みが激しいとされる。
進行すると、裂けめが深くなり、炎症が起きて、潰瘍やポリープ、肛門狭窄に進むことがある。
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3 痔ろう(あな痔)
肛門上皮と直腸粘膜との境界部分にある歯状線(しじょうせん)の、くぼみの部分(肛門腺)に細菌が入って、炎症を起こし、化膿して膿がたまった状態とされ、やや男性に多い傾向があるとされる。
おもな症状は、肛門周辺部の腫れや痛みで、発熱を伴うこともあるとされ、進行すると、患部から膿が出て下着が汚れるとされる。
一般的には、手術が必要とされる。


従来的医療では、次のような治療が行われるのが一般的とされます。

  • 生活改善の指導。
  • 抗炎症作用や止血作用のある薬剤(軟膏や注入軟膏、座薬)処方による保存療法。
  • 便を軟らかくする作用のある内服薬の処方。
  • 上記で改善が見られなかったり、重症であったりするときには、外科的な治療を行う。

そのほか、市販薬を使った治療をしている方も多いと考えられます。


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実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。西洋現代医学のほかにも、対応方法があるかもしれないということは認識しておきましょう。

▼前提
致命的な症状が疑われる場合には、まずは至急、西洋医学などで医師の受診を受けてください。ここでは、予防の観点を中心に、対応方法について説明します。

▼原因
マクロビオティックの観点からすると、痔の陰性症状は、拡散性食品の過剰摂取によって、直腸の毛細血管が膨張や破裂したものであり、痔の陽性症状は、収縮性食品の過剰摂取によって、直腸の組織が引き締まって出血するものであるとしています。

どちらの症状も、標準的なマクロビオティック食事法を実践し、肉類や卵、砂糖類、乳製品といった極端な食品の摂取はやめることとしています。

陰性な痔の場合には、果物や果汁、生のサラダ、過剰な水分は、症状が改善されるまでは避けるとし、陽性な痔の場合には、ありとあらゆる動物性食品や焼いた食品を避けるとともに、塩分や塩気の強い食品、ふりかけ類を最小限にするとしています。

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▼症状の予防と解消

陰陽両極端な要因によって起きた場合の、中庸の食事に従います。

また以下の注意点があります。一部を紹介しますので、専門家への相談の際に確認するとよいのではと思います。

  • 緑の葉物野菜を、蒸したりゆでたりして、たっぷり摂るようにする。

THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス

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