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クシマクロビオティックスから見た、医薬品や食品添加物など、化学物質について、筆者の意見を交えながら説明します。

放射性物質を避けるために、食品の産地などにこだわっている方も多いと思いますが、筆者はそれだけでは対応できないと考えています。

この理由は、放射性物質の性質は極陰性とされますが、ほとんどの化学物質の性質も極陰性とされるためです。

つまり、陰陽の見方から見ると、放射性物質の陰性の影響をさらに増幅させるものが、化学物質ということになります。

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化学物質は、今日の日本では、使われているものが極めて広範囲に及び、もはやその影響を全く受けずにいることは不可能とも言える状況であり、ありとあらゆる化学物質に囲まれている状態になっています。

新緑のイメージ2

以下に、身近な化学物質が含まれた製品類を思いつくままにあげてみます。

  • 化学調味料や保存料などの食品添加物
  • 野菜類に残留する化学肥料、化学農薬
  • 医薬品
  • 人工的な甘味料
  • 合成洗剤(シャンプーや歯磨き粉を含む)
  • 消臭剤、芳香剤
  • 殺虫剤
  • 内装や建築材料、家具
  • 化粧品

細かくすると、とてもではありませんが、あげきれません。

世界的には禁止されている食品添加物も、なぜか日本では許可されており、食品添加物の認可数は世界一となっています。

農薬の使用も、日本は世界のトップレベルとされますし。

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こうした、化学物質に囲まれた状態が、様々な病気の原因や遠因になっているのは、もはや明らかなことであると思いますが、こうした影響があることを意識せず、進んで化学物質に接している人も多いのが、今の日本の状況と思います。

なぜこうした状態になっているのかと、筆者が考えてみると、やはり地球を支配する層の存在と、その支配層が使う大企業群に思い当たります。

しかしながら、そうした状況を知り、勉強することで、影響を小さくすることはできるはずです。

久司道夫 久司アヴェリン偕代共著 マクロビオティック食事法<上> 日貿出版社より引用します。

健康と活力を維持するためには、化学的・工業的に大量生産された食品はすべて、食べないようにするか、ほんのわずかしか食べないようにしたほうがよい。食べるべきではない食品は、たとえば、インスタント食品、罐詰食品、冷凍食品、精製穀物や精製穀物粉、農薬や化学物質を吹きつけられた食品、着色された食品、放射線を浴びさせられた食品、その他、添加物、防腐剤、安定剤、乳化剤、人口着色料などの化学物質を含むすべての食品。

筆者も、化学物質の影響を小さくする努力を続けています。

放射能汚染の影響が、今後長く続く可能性が高い日本では、事実を知って、対策することが不可欠であると思います。

最後に、マクロビオティックとは違いますが、こうした化学物質や医薬品の害について、医師の目線から論じている内海聡さんの書籍も紹介しておきます。新書ですので、気軽に読めるのではないかと思います。また、所蔵している図書館もあるのではと思います。

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