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クシマクロビオティックスから見た、骨や関節の感染症の原因と対応方法について説明します。

骨や関節の感染症は、骨髄炎や感染性の関節炎が含まれるとされます。

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骨髄炎は、骨に腫れを引き起こす細菌や真菌が侵入し、化膿性の炎症を起こす症状で、膨張した部位が骨髄内の血管を圧迫し、うっ血を起こし、重症の場合には、骨の一部が壊死してしまうこともあるとされます。

急に症状が現われる急性骨髄炎と、急性の症状が治まらないままに慢性化した慢性骨髄炎があるとされます。

骨髄炎は、子どもの上腕部や脚の骨、大人の脊柱に発症することが多いとされます。

腎臓の人工透析を受けている人や薬物の常用者は、骨髄炎に感染する危険性が高いとしています。

また、結核などの症状に関与する微生物によっても、隣接した骨の組織が侵害されるとしています。

外科手術の実施で、細菌が流行することも多いとしています。

従来的医療では、感染症の治療に抗生物質が投与され、膿瘍の切除や他の合併症の治療を目的に、手術が行われることもあるとしています。

一方、関節内の体液や組織内の感染症は、感染性関節炎と呼ばれるとされます。

ブドウ球菌や連鎖球菌、パルボウイルス、HIV、風疹ウイルス、おたふく風邪、B型肝炎といったような多様な細菌やウイルス、真菌などが、感染性関節炎の原因になる得るとされます。

幼児や子ども、大人を問わずに感染の危険性があり、症状は赤みや火照り、関節の腫れ、発熱、寒気などがあるとしています。

感染性関節炎は、膝や肩、手首、腰、指、肘のそれぞれの関節に発症することが多いとされます。

従来的医療では、感染性関節炎の治療には、患部に効かせるため静脈への注射の方法で、抗生物質が投与され、膿を排出させるために、その他の注射や手術が行われるとしています。

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骨髄炎と感染性関節炎は、いずれも極陰性な疾患とされ、他の感染症と同様に、有害な微生物が繁殖したり増殖したりしやすい体内環境―血液やリンパ液、その他の体液の酸性状態―によって引き起こされるとしています。

マクロビオティックの観点からすると、主要原因は、砂糖や精製甘味料、牛乳、アイスクリーム、チーズ、その他の軽い乳製品、精白穀物と精白穀物を使った製品、果物、果汁、熱帯産食品、清涼飲料水、ミネラルウォーター、水分の摂りすぎ、刺激物、スパイス類、アルコール類、薬物など、拡散性のある極陰性な飲食物の摂取であるとしています。

そして、X線の照射や薬物、医薬品の投与、特に抗生物質の使用のような過剰な医療行為のほか、環境や生活様式の要因によって、感染の危険性や症状の進行が助長されるとしています。

実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。
西洋現代医学のほかにも、対応方法がありそうだということは認識しておきましょう。

▼前提
致命的な症状が疑われる場合には、まずは至急、西洋医学などで医師の受診を受けてください。
ここでは、予防的な観点を中心に、原因や対応方法について説明します。

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▼症状の解消

陰性傾向に対応した食事(標準食から陽の要因をわずかに強調する方向で、食事内容を修正)に従います。

骨および関節の感染症は、良質の陽性食品を、いくぶんか多めにして、標準的なマクロビオティック食事法を実践すると、ふつう解消されるとしています。

また、以下のような注意点があります。


THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス

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