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クシマクロビオティックスから見た、骨関節症(変形性関節症)の原因と対応方法について説明します。

骨関節症(変形性関節症)は、軟骨の腐食や関節内の骨組織の損失のような症状が特徴で、関節内に骨棘(こつきょく)が見られることもあり、痛みや関節のこわばり、関節機能の障害が見られるとされます。

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関節疾患の中では、骨関節症(変形性関節症)が最も多いとされ、しばしば40~50才台に発症するとされます。80才台では、ほぼ全ての人が、ある程度の影響を受けているとも言われます。

大半は、脊柱や脚に発症し、症状が進行すると、神経や筋肉の損傷や身体の変形、歩行の困難さを引き起こす可能性があるとしています。

マクロビオティックの観点からすると、骨関節症(変形性関節症)は、主に肉類や卵、その他の動物性蛋白質、脂肪、乳製品、中でも硬いチーズや硬く焼き締めた小麦粉製品、塩気の強い食品などの極陽性な飲食物の摂取が主要原因とされます。

また、砂糖類やその他の精製甘味料、果物、果汁、熱帯産食品、精白穀物、スパイス類、刺激物、アルコール類、薬物など、極陰性な飲食物も、主要な原因ではないが、症状を進行させて、特にとがった骨を作る要因になるとしています。

実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。西洋現代医学のほかにも、対応方法があるかもしれないということは認識しておきましょう。

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▼前提
致命的な症状が疑われる場合には、まずは至急、西洋医学などで医師の受診を受けてください。
ここでは、予防的な観点を中心に、原因や対応方法について説明します。

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▼症状の予防と解消

陽性症状のための、陽性傾向に対応した食事(標準食から陰の要因をわずかに強調する方向で、食事内容を修正)に従います。
なお、陽性症状に合わせて、極陰性な要因も見られる場合には、陰陽両極端が併合した症状に対応する中庸の食事に従います。

なお以下の注意点があります。一部を紹介しますので、専門家への相談の際に確認するとよいのではと思います。

  1. 短粒の玄米を主食として、雑穀やオオムギ、軸付きのトウモロコシなどを頻繁に加えて食べる。オオムギは頻繁に食べるとよく、1週間に2~3回、米と一緒に炊いたり、スープにして摂るとよい。
  2. クッキーなど、硬く焼き締めた食品は避ける。イーストを使わず、精白していないサワードウ・ブレッド*1は、週に1~2回食べてよい。その際は、蒸して食べることが望ましい。
  3. うどんは週に2~3回食べてよいが、蕎麦は症状が改善されるまでは避ける。粒蕎麦とセイタン*2は、排毒を加速させるため、避けるか最小限にする。
  4. スープは、味噌か醤油でごく薄味に味付けし、塩気を強くしないようにする。味噌汁は、ワカメと様々な野菜類を入れて、毎日飲むようにする。具の野菜にはダイコンやシイタケ、緑の葉物が特に有効で、刻んだ長ネギやパセリなどをふりかけるとよい。
  5. この症状には、調理したタンポポの葉が特に効果的。1週間に2~3回食べるとよい。
  6. 骨関節症(変形性関節症)では、油が骨の中のミネラル分を増やすために不可欠なもので、毎日の調理に使ってよい。少量のごま油を使って、最後に少量の醤油で味付けしたおからの炒めものを頻繁に作るとよい。また、油を使った料理として、ダイコンの葉かカブの葉をみじん切りにして、少量のごま油で炒め、最後に少々の醤油で味付けしたものもよい。
  7. きんぴらスープも強化作用があるため、1週間に2~3回摂るとよい。

*1 サワードウ・ブレッド(sourdough bread)
サワードウ(天然酵母)を使ったパン(サワードウ・ブレッド、サワーブレッド)は特有の強い酸味と風味を持っている。小麦やライ麦の粉と水を混ぜてつくる生地に、乳酸菌と酵母を主体にして複数の微生物を発酵させた、伝統的なパン。

*2 セイタン(seitan)
小麦から取りだされたグルテン(蛋白質)を主原料とした加工食品で、マクロビオティックでは肉の代わりに使われる。グルテンミートと呼ばれることもある。海外では、セイタンという名称が一般的。グルテンを主原料にした食品は、ほかに麩が有名。


THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス

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