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クシマクロビオティックスから見た、筋肉疾患の原因と対応方法について説明します。

筋肉の疾患には、次のようなものが挙げられます。

  • こむら返り(筋委縮)
  • ひきつけ
  • ジストニア
  • 筋肉痛
  • 筋緊張症
  • 筋ジストロフィー
  • 脳性まひ
  • 破傷風

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近年では、神経と筋肉の障害を1つにまとめ、神経筋疾患と分類することが多くなってきているようです。症状は同じとされますが、見ためには原因(神経か筋肉か)の区別がつかないためです。

そのうち神経障害がない、筋肉自体の障害が原因で、筋委縮や筋力の低下する疾患を、ミオパチー(Myopathy)と呼んで分類しています。

クシマクロビオティックでは、中枢神経系の障害によるジストニアが、筋肉疾患の中に分類されており、近年に一般的になってきている分類とは異なるものもありますので、神経疾患の原因と対応方法骨と関節の疾患の原因と対応方法 も確認するようにしてください。

実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。
西洋現代医学のほかにも、対応方法があるかもしれないということは認識しておきましょう。

▼前提
致命的な症状が疑われる場合や致命的な現象を引き起こしかねない状況が想定される場合には、まずは至急、西洋医学などで医師の受診を受けてください。ここでは、予防的な観点を中心に、原因や対応方法について説明します。

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1 概要
筋肉疾患に伴う症状は、腫れや炎症、硬直、収縮、硬化、緊張、ひきつり、痛みが含まれるとされます。

こうした症状は全身に起こりますが、背中や首に起きることが最も多いとされます。

現代の社会では、筋肉の硬直や腫れ、硬化、緊張は、自然な老化現象と考えられて、多くの人が、こうした症状を経験しているとしています。また、重症の筋肉疾患が次第に多くなってきているとされます。

従来的医療では、筋弛緩剤やその他の薬剤の処方などの対症療法が一般的とされます。iPS細胞を使った遺伝子修復などの高度医療も研究されてはいますが、特に、筋ジストロフィーなどの重症の筋肉疾患では、病状の進行を遅らせることが主目的であり、多くの場合で、治癒不能とされることが一般的となります。

全粒穀物や野菜を中心とする食事療法の実践は、より自然な方法で、筋肉の健康や症状の解消に役立つとしています。


2 原因

    1. 筋肉は、他の多くの臓器や組織に比べて、より緻密に、締まっているが、骨や関節ほどではなく、陰陽エネルギーでは、中庸または中間点に位置づけられるとされます。
      健康な筋肉は、全粒穀物や豆類、海と陸地から採れる野菜類など、強化作用のある食品によって形作られるとしています。中でも、植物性蛋白質を豊富に含んだ食品を摂るとよいとされます。
      一方、筋肉は、肉類や卵、乳製品などの動物性蛋白質や、砂糖類、脂っぽい食品、刺激物、スパイス類、アルコール類などの極陰性な食品によって衰弱するとされます。
      炎症や筋肉全般の衰弱は、陰陽両極端な要因の併合で起きるとしています。


    2. 筋肉に起きる症状と要因をまとめると、次のようになります。

      筋肉の腫れや軟化:
      極陰性要因によって起きる。

      筋肉の硬直や硬化:
      極陽性要因によって起きる。

      筋肉が動かせない症状:
      極陽性要因または陰陽両極端な要因の併合で起きる。

      突然の筋肉のまひ:
      過剰な陰性要因によって起きる。

      徐々に筋肉がまひする症状:
      過剰な陽性要因によって起きる。

      筋肉の痛みや緊張:
      主に極陰性要因によって起きる。


    3. 筋肉は、伝統的な東洋医学や哲学では、肝臓と肝臓に関連した機能によって支配されているものとされます。こうした、肝臓や筋肉に滋養を与える食品は、特に小麦と大麦など全粒穀物や葉物野菜、味噌やテンペなどの発酵食品、酸味のある食品としています。

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3 個別の症状について

3-1 背中の痛み
3-2 けいれん(痙攣)
3-3 ねんざ、筋違い
3-4 破傷風
3-5 重症筋無力症
3-6 脳性まひ(CP)
3-7 筋ジストロフィー


4 症状の解消

ほかにも注意点や特別な料理や飲みもの、外側からの家庭療法など、多くの対応方法が紹介されています。一部だけ紹介しますので、専門家への相談の際に確認するとよいのではと思います。

  1. 毎食の主食として全粒穀物を摂る。
    全粒オオムギや全粒小麦は、特に筋肉を強化するもので、これらは単独で調理しても、他の穀物と併せて調理してもよい。
  2. 硬く焼き締めた小麦粉製品はできるだけ減らす。うどんやその他の全粒小麦粉の麺類は、1週間に1~2回食べてよい。
  3. 精製された砂糖やはちみつ、チョコレートなどの単糖類や二糖類は避ける。
  4. 動物性食品は、魚介類以外は避ける。どうしても食べたいときは、1週間に1~2回、スズキやマスなどの淡水魚を食べる。
  5. 豆類は、筋肉に良質な蛋白質を供給するので、色々な種類の豆類から選んで使うとよい。特に小豆やレンズ豆、ひよこ豆、黒豆など、小粒の豆がよい。豆腐やテンペ、納豆のような豆製品も定期的に摂るとよい。
  6. 調理した玉ねぎは、筋肉を和らげるのに効果的。筋肉を使ったあとや筋肉疲労、緊張した筋肉に効果がある。
  7. 海藻には強化作用があるので、毎日、少量ずつ摂るとよい。
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5 留意点

  • けいれんや発作を含む、重度の症状の場合には、上記の食事法では対応できず、緊急の医療処置が必要。
  • 破傷風の疑いがある場合、至急、医師の診断を受けることが必要。

THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス

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