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クシマクロビオティックスから見た、脳の癌の原因と対応方法について説明します。
なお、関連するコンテンツとして、脳腫瘍についてもご覧ください。

脳の癌は、大きく分けて2つの種類があります。
1つめは、他の臓器の癌が脳に転移してできた転移性脳腫瘍で、2つめは脳を構成する組織自体から癌が発生した原発性脳腫瘍とされます。

日本では、転移性脳腫瘍の発症は年間5万人を超えるとされ、そのうち2万人以上が亡くなっているものと推定されています。
一方、原発性脳腫瘍は、年間で1万人に1人程度の発症率とされ、約2000人ほどが亡くなっているものと推定されています。他の臓器にできる癌と比べると、発症率はそれほど高くはないとされますが、子どもだけを見ると、白血病に次いで高い発生率とされ、子どもの癌の約20%が原発性脳腫瘍とされます。

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脳自体にできる代表的な腫瘍は、神経膠腫(しんけいこうしゅ)で、グリオーマとも呼ばれ、脳の組織全体に影響を与えるものとされます。

代表的なものには、以下のような種類があります。

  1. 多発性グリア神経膠芽細胞腫
    子どもにも大人にも見られ、大脳や小脳、脳幹、脊髄に急速に拡散する。
  2. 神経膠星状細胞腫
    子どもの悪性腫瘍で、小脳や脳幹に見られる。
  3. 脳室上衣細胞腫
    子どもの悪性腫瘍で、脳室に見られる。
  4. 乏突起神経膠腫
    子どもにも大人にも見られ、耳たぶの前面の白い部分に、腫瘍ができる。
  5. 髄膜腫
    脳を覆う薄膜や脊髄にできた腫瘍。
  6. 下垂体腫瘍
    視床下部や視神経にできた腫瘍。
  7. 神経線維肉腫
    末梢神経系にできた悪性腫瘍。
  8. 神経節芽細胞腫
    神経細胞内で、腫瘍が急速に拡散する。

従来的医療では、脳の腫瘍の多くは治療不能とされますが、医療処置として、おもに手術や放射線療法、化学療法が行われるとされます。
しかしながら、こうした手段には危険が伴い、特に子どもの場合には、脳の損傷や脊髄の恒久的な損傷につながる可能性があるとしています。

実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。西洋現代医学のほかにも、対応方法があるかもしれないということは認識しておきましょう。

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▼前提
致命的な症状が疑われる場合や致命的な現象を引き起こしかねない状況が想定される場合には、まずは至急、西洋医学などで医師の受診を受けてください。ここでは、予防的な観点を中心に、原因や対応方法について説明します。

▼原因

マクロビオティックの観点からすると、脳腫瘍は、様々な極端な食べものの摂取によるものとされます。

脳の外周部や周辺部にできる腫瘍は、比較的やわらかい肉腫で、脳や中枢神経系の中でも、拡散性を持った陰性な領域で見られるものとされ、おもに牛乳やバター、クリーム、ヨーグルト、アイスクリームなど、軽い乳製品や砂糖、はちみつ、チョコレート、精白小麦粉、白米など精白穀物、脂っぽい食品、熱帯原産食品、刺激物、スパイス類、アルコール類、薬物、化学的に処理された食品など、極陰性な飲食物の長期に渡る摂取によるものとされます。

一方、脳の内側の深部に発生する腫瘍は、比較的かたい癌腫で、脳内でも陽性で収縮性を持った領域に見られるとされ、おもに蛋白質や脂肪の過剰摂取、中でも、卵や肉類、塩味の硬いチーズ、脂っぽい魚介類などの動物性食品によるものとされます。

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▼症状の解消

おもに極陰性要因によって外部領域にできた腫瘍の場合、陰性傾向に対応した食事(標準食から陽の要因をわずかに強調する方向で、食事内容を修正)に従い、おもに極陽性要因によって内部にできた腫瘍の場合、陽性傾向に対応した食事(標準食から陰の要因をわずかに強調する方向で、食事内容を修正)に従います。

ほかにも注意点や特別な料理や飲みもの、外側からの家庭療法など、多くの対応方法が紹介されています。一部だけ紹介しますので、専門家への相談の際に確認するとよいのではと思います。

  1. 硬く焼き締めた小麦粉製品はすべて避ける。ただし、イーストを使わない、質のいいサワードウブレッド*1なら、1週間に2~3回食べてよい。
  2. (症状が出てから)最初の1カ月間は、油は使わない。翌月からは、1週間に2~3回、野菜炒めなどに、鍋を拭く程度にごま油を使う。
  3. 生のサラダやドレッシングは、数カ月間は避ける。
  4. 玄米を主食とし、日によって雑穀や大麦を混ぜて炊いたり、単独で炊いたりして食べる、炊くときに切手大のコンブ1かけら、または自然海塩をひとつまみ加える。
  5. 陽性な腫瘍の場合、蕎麦(そば)類やセイタン*2は避ける。ただし陰性な腫瘍の場合は、ときどき摂ってもよい。どちらの場合も、治療をはじめた最初の1カ月間は、全粒のオート麦やオートミールは避ける。
  6. 全粒穀物の麺類やパスタは、1週間に1~2回、少量なら食べてもよい。
  7. 1日1~2杯のスープを毎日摂る。特にワカメや玉ねぎ、ニンジン、その他の野菜を入れた味噌汁がよい。
    ただし、陰性な腫瘍の場合、スープは1日1回または少量ずつで1日2回とし、ひよこ豆や黒豆は使わないこと。時々、干しシイタケを、味噌汁やすまし汁に少量使うとよい。
    特に、脳の腫瘍の場合には、スープにレンコンを頻繁に使うとよい。

*1 サワードウ・ブレッド(sourdough bread)
サワードウ(天然酵母)を使ったパン(サワードウ・ブレッド、サワーブレッド)は特有の強い酸味と風味を持っている。小麦やライ麦の粉と水を混ぜてつくる生地に、乳酸菌と酵母を主体にして複数の微生物を発酵させた、伝統的なパン。

*2 セイタン(seitan)
小麦から取りだされたグルテン(蛋白質)を主原料とした加工食品で、マクロビオティックでは肉の代わりに使われる。グルテンミートと呼ばれることもある。海外では、セイタンという名称が一般的。グルテンを主原料にした食品は、ほかに麩が有名。


*THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス

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