クシマクロビオティックスから見た、腎炎の原因と対応方法について説明します。
腎炎は、腎臓が炎症を起こしている状態で、一般的には、感染症や異常な免疫反応によって引き起こされ、腎臓のろ過組織の腎糸球体やその周辺部の細管と組織、腎臓内の血管に発症するとされます。
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腎炎には、急に発症する急性腎炎と、徐々に進行していく慢性腎炎があるとされます。
腎炎では、以下のような症状が見られるとしています。
- 血液や蛋白質、赤血球が凝縮した塊などが、突然、尿のなかに出てくる
- 水分の停滞による組織の腫れが見られる
- 尿量の減少がある
- 異常に濃い色の尿が出る
従来的医療では、治療として、手の施しようがないような症状が大半とされますが、抗生物質の投与が効く場合もあるとしています。
こうした症状では、低蛋白質や低塩分の食事療法が勧められるとされます。
また、高血圧の症状は、投薬によって抑制されることが多いとしています。
なお、腎炎は、段階的に臓器不全に陥り、透析が必要になることが多いとされます。
マクロビオティックの観点からすると、腎炎は、長期間に渡って陰陽両極端の食事を続けた結果として引き起こされるものとしています。
実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。西洋現代医学のほかにも、対応方法があるかもしれないということは認識しておきましょう。
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▼前提
致命的な症状が疑われる場合や致命的な現象を引き起こしかねない状況が想定される場合には、まずは至急、西洋医学などで医師の受診を受けてください。ここでは、予防的な観点を中心に、原因や対応方法について説明します。
▼症状の解消
陰陽両極端が併合した症状に対応する、中庸の食事に従います。
また、以下のような注意点があります。
一部だけ紹介しますので、専門家への相談の際に確認するとよいのではと思います。
- 腎臓に集積され、腎機能を低下させた余剰分の蛋白質や脂肪、粘液の排出を促進するには、ダイコンがよい。
ダイコンおろし(醤油をかけないもの)に水を加えて、加熱したものを摂るとよい。
THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス
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