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クシマクロビオティックスから見た、糖尿病の原因と対応方法について説明します。

糖尿病は、現代社会における主要な慢性疾患の1つとされます。

厚生労働省の、2012年 国民健康・栄養調査によると、日本国内の糖尿病患者数は、約950万人と推定されていますが、自覚症状がないために、治療を受けている人は、患者数の65%程度であるとされています。

そして、糖尿病一歩手前の、糖尿病予備軍は、かなり多くいるといわれています。
また最近は、大人だけではなく、子供にも糖尿が増えているとされ、生活習慣の悪化が懸念されています。

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一方、ホの影響を見ると、ストロンチウム90がβ崩壊してイットリウム90になり、膵臓に集まった結果、熱中症に似た症状や糖尿病を発症させるのではないかといった意見があります。

やはり気をつけるべき疾患の1つとして、対応方法を見ていきたいと思います。

糖尿病は、大きく下の2種類に分類されます。

  • 1型糖尿病
    1型糖尿病は、インシュリン依存性糖尿病や若年性糖尿病とも呼ばれ、インシュリンが欠如することによって起きるとされます。子どもや若年者に多いとされます。

    1型糖尿病は、血糖値が高くなる高血糖症に付随して見られることが多いとされ、血液中の酸性度が異常に高くなる糖尿病性ケトアシドーシスを起こす場合があるとされます。

    こうした合併症を予防するため、従来的医療では、インシュリン注射や塩分の静脈注射が行われるとされますが、けがや事故、突然のショック症状などにより、昏睡状態に陥ったり、死亡したりすることもあるとしています。


  • 2型糖尿病
    2型糖尿病は、インシュリン非依存性糖尿病や成人性糖尿病とも呼ばれ、膵臓(すいぞう)がインシュリンを処理する能力を失って起きるとされます。おもに40才以降の中高年に多いとされますが、若年者での発症も増加しているとされます。

    肥満との関連性が強く、生活習慣病の1つとされ、メタボリックシンドロームの状態になると発症の危険性が高まるとされています。

なお、日本の糖尿病患者では、約90%が2型糖尿病とされます。

正常な膵臓(すいぞう)は、本来であれば、余分な血糖を緩和するために十分なインシュリンを生成できるとされますが、砂糖や果物、乳製品、化学薬品などの極陰性物質を数年間に渡って過剰摂取し続けると、膵臓(すいぞう)内のランゲルハンス島細胞が膨張し、インシュリン分泌の能力を失うとしています。

結果として、尿の中に糖分が見られるようになり、体が水分を失って、体内に蓄積されているミネラル分が激減していくとしています。

インシュリンの過剰生成は、脂肪酸を誘引し、胆汁管やランゲルハンス島に腫瘍を作るとしています。

白内障や緑内障などの視覚障害も、糖尿病の合併症としてよく見られるもので、日本の視覚障害者のうち6人に1人が、糖尿病による失明が原因とされています。糖尿病網膜症は、自覚症状がないままに症状が進んでいくことが多いとされ、50~60才代だけを見ると、視覚障害の原因の第1位が糖尿病とされます。

また、糖尿病の進行とともに、神経系疾患や腎臓疾患、心臓病なども見られるようになるとされ、口腔カンジダ症や歯茎の疾患、尿路感染症、感染症に対する抵抗力の低下が、よく見られる症状とされます。

従来的医療では、以下のような治療が行われるとしています。

  • 1型糖尿病
    1日数回のインシュリン注射が行われる。
  • 2型糖尿病
    食事療法や運動療法で対処することが多い。
  • それ以外の症状
    インシュリンを含めた投薬治療が行われる。
    (低血糖症では、投薬が行われる。)

実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。西洋現代医学のほかにも、対応方法があるかもしれないということは認識しておきましょう。

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▼前提
致命的な症状が疑われる場合や致命的な現象を引き起こしかねない状況が想定される場合には、まずは至急、西洋医学などで医師の受診を受けてください。ここでは、予防的な観点を中心に、原因や対応方法について説明します。


▼症状の解消

陰性傾向に対応した食事(標準食から陽の要因をわずかに強調する方向で、食事内容を修正)に従います。

なお、全粒穀物や豆類、野菜類、海藻を主体にして、やや長めの調理時間と濃いめの味付けとし、標準的なマクロビオティック食事法をやや陽性に調整して行うとよいとしています。

以下の注意点があります。一部を紹介しますので、専門家への相談の際に確認するとよいのではと思います。

  • 2型糖尿病の場合、食物繊維と複合炭水化物を多く含んだ食事の実践によって、インシュリンなどの薬物使用量が75~100%低減できるとしています。
  • 1型糖尿病の場合、多くの患者で、母親の妊娠期間中の食事が極陰性だったことによる生来の虚弱体質があり、解消が困難であることが多いとしています。症状の改善によって、インシュリンなどの薬物使用量が30~40%低減できるが、20才以下の患者の場合、完治が困難であるとされます。

THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス

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