クシマクロビオティックスから見た、関節炎の原因と対応方法について説明します。
関節炎は、関節に起こる炎症や硬直の症状を指し、現代社会では、最もよく見られる苦痛になっているとされます。
従来的医療では、現在、関節炎に処方される薬剤は、100種類以上に及ぶとされますが、マクロビオティックの観点からすると、関節炎の症状は、以下の3点に集約されるとしています。
- 極陽性の要因によって、関節が収縮または硬化した症状
- 極陰性の要因によって、関節が脂肪の中に押し出され、腫れて、神経を圧迫した症状
- 極陽性と極陰性の2つの要因が、併合して現われた症状
Sponsored link
全般的に、関節炎は、老化現象が時期尚早に現われた状態であるとされます。
子どもや健康な人は、柔らかくて柔軟性のある関節と筋肉を持っており、こうした身体の柔軟性は、快活さや心の広さ、熱心さ、独自性といったような精神的な状態にも影響を与えているとしています。
関節炎は、こうした柔軟さとは逆の状態であり、心身ともに硬直し、柔軟性が失われていくとしています。
主な関節炎の種類は、次のようになります。
3-1-1 関節リウマチ(慢性関節リウマチ)
3-1-2 強直性脊椎炎(AS)
3-1-3 骨関節症(変形性関節症)
3-1-4 痛風
症状の予防と解消は、それぞれの項目の記載に従います。
実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。西洋現代医学のほかにも、対応方法があるかもしれないということは認識しておきましょう。
Sponsored link
THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス
関連するコンテンツ |