考えずに食べると、過度な陰性または陰陽両極端な症状になってしまう、現在の社会や食品について、クシマクロビオティックと筆者の意見を交えながら説明します。
現在の社会は、何も考えずに、身近にあるものを食べていると、いつの間にか陰性または陰陽両極端な症状に陥るように、社会や食品、経済主義などがプログラムされていると、筆者は考えています。
そして日本では、上記のような状況が、様々な化学物質(極陰性)や放射能汚染(極陰性)によって破局的なまでに強まっていると、筆者は思っています。
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病名と治療の陰陽 早見表を見ると、上記のような結論に至らざるを得ません。
なので、とにもかくにも、至急、日常の食事内容を見直していくべきであると、筆者は主張します。
とは言っても難しいことをする必要は全くなくて、やらなければならないことは、次の2つに集約されると考えています。
- 日常の食生活を見直すこと
- 事実を知ること
上記2つを実行するだけで、人間がもともと持っているはずの明晰さが、次第に取り戻されてくると思います。
日本がこのような状況に陥っている理由は、次のような複数の原因が、相互に絡み合った複合要因であると考えています。これらは個別の項目ですが、すべてがセットになっていて、目標の結果(=現在の日本の状態)が得られるように、入念にプログラムされ、実行されてきたものであろうと認識しています。
- 過去の歴史を消されたこと
- テレビやマスコミなど、メディアによる洗脳が行われたこと
- 食料の武器化
―第2次世界大戦後、日本人の食習慣が変化させられたこと - 化学物質が爆発的に普及したこと
- 教育システムが解体されたこと
―戦後から現在まで続く、主に暗記だけで能力を見るシステムにより、自分で考える力を削がれたこと。また、暗記した項目を、盲目的に信じるような囚われもセットされた。 - 家庭や地域をはじめとした、小集団が解体されたこと
- それぞれの項目を効率的に動かすために、経済活動とお金のシステムが継続的に作り変えられてきたこと
個別の項目を挙げていくと、きりがないほどになりますが、これらの項目の背景にある、こうしたプログラムを実行するための、お金の流れを見ていくと、根本的な要因は何かという考えに辿りつきます。
根本的な要因は、地球を支配している層が存在しており、人間を弱体化させる計画をたてて、計画を進めてきたことにあると、現在では考えるようになっています。
この計画が、他の国々よりもうまく進んでいる国が日本であり、したがって日本は、他の国々よりも重症度は高いということになります。
言い換えると、地球を支配している層にとって、それだけ日本という国が邪魔であったとも言えるのではないかと思われます。
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しかしながら、現在の地球の支配層が、プログラムを実行するために手足として使う人々は、基本的にお金だけで動いているものと思われます。
金の切れ目は、縁の切れ目という諺がありますが、このお金の流れが変わるとき、状況が変わってきます。
そして、このお金の流れが根本から変わっていく時期に、すでに突入したと、筆者は見ています。
今、政府は、国民のための政治はしていません。軍産複合体などの大企業群やその裏にいる支配層のための政治を一生懸命にしています。
しかしながら、すでにEUが分裂しかかり、宗主国のアメリカでも支配層の意に沿わないのではないかとされるトランプ氏が大統領になりました。
つまり、世界的に見ても大きな転換が起き始めています。
こうした状況の変化によって、お金の流れも急激に変わり始めています。
このお金の流れが変わる影響が、日本に辿りつくのも、あと少しと思われます。
少しでも良い方向に変わることを、願っています。
なお、マクロビオティックには、こうした背景が、あらかじめ織り込まれた上で、対処法が考えられているのではないかと、筆者は考えています。
マクロビオティック食事法<上> 久司道夫 久司アヴェリン偕代共著 日貿出版社より引用します。
生物学的革命は、自然の秩序と調和して生きられるように食習慣とライフスタイルを変えることを教える教育であり、したがって人類が心身ともに健康にいつまでも栄えることを確保することである。こうした教育は、社会を形づくる個々の人々によって、それぞれの家庭ではじめられる。この革命は、政党や社会的組織やイデオロギーによってはじめられるものではない。それは、われわれの肉体を毎日支えてくれるもの――つまり日々の食物――が用意される台所や食料貯蔵所、そして、そうした食物が栽培される菜園や裏庭からはじめられるものなのである。
この生物学的革命では、女性の役割がたいへんに重要になる。女性は、妊娠期と出産後の授乳期をとおして健康な子供をつくらなければならず、その点で男性よりも重要な役割をになっている。女性は家庭の生物学的中心であり、この平和な人間の革命が実現し、成功するかどうかは、女性が自覚して正しい生活を実践し、率先してこの革命を推し進めるかどうかにかかっているといってよい。
最後に、マクロビオティック健康法 正食のすすめ 久司道夫 日貿出版社より引用します。
私たちは、私たちが食べるものそのものであり、私たちの肉体と精神はすべて私たち自身の責任の内にある。この地球上で、私たちが活動的であり、健康であり、幸せであるか、それとも活動が鈍く、不健康であり、不幸せであるか、それはみな私たち自身の責任なのだ。私たちはいつも、私たち自身の主人であり、他人が私たちの運命を支配することはできない。不幸な病気や死、暗い挫折感や苦しみ、ひどい事故や失敗、これらすべては私たち自身の責任であり、なにを食べ物として選択し、どう料理して食べるか、そしてその結果、その食べ物が私たちを環境に適応させるかどうかによっている。つまり、健康、知恵、自由、幸福といった肉体的、心理的、精神的、社会的安寧を得る秘訣は、毎日の食卓に並ぶ料理にあるといってよい。個人にとっても、社会にとっても、また全人類にとっても、その運命を決定するのは食事である。人間はなんでも食べることができるが、その食べ物には一定の秩序が保たれていなければならない。ここに人間が発展するか、衰退するかの別れ道が厳として存在するのである。
参考文献:
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