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現代の日本社会での情報汚染について説明します。

現時点で、日本のマスに向けたテレビや新聞、ラジオなどのメディアは、太平洋戦争時の情報統制下と同様になっている可能性が非常に高く、チェックする必然性が無くなっています。むしろ、チェックする害や無駄が多いのではないでしょうか。

現代社会の統治手法は、すでに情報によるコントロールが主体になっていると筆者などは認識していますが、まだまだどうして、マスメディアを熱心にチェックされている方が多いです。特に高齢者の方に、その傾向が強いようです。

リビングのテレビ

マスメディアを見ても、社会の状況は正確に把握できません。
もちろん、天気予報やお笑いなどは筆者も時々見ますが、それ以上に、国や企業などの統治しようとする主体の情報コントロールが激しくなっており、見れば見るほどコントロールされてしまう可能性は高いと思います。

このサイトもそうなのですが、あらゆる情報を盲目的に信じることはやめ、自分が正しいと感じられるような、信用の置けそうな情報提供を行う人やメディアを、インターネットで探すことが、生存を考えるすべての人たちに求められていると、筆者は考えています。

筆者が一方的に(心の中で)先生と呼んで師事している池田整治さんの著作*では、インターネットで情報をリサーチする際に、次の3点に気をつけてほしいと述べられています。

  1. 情報発信源のパーソナリティが特定できるか?
  2. そのパーソナリティが、自分の中でどこまで信頼できるか?
  3. 情報を拡散している人々の目的がどこまで見えるか?

そして、これら3点を柱に9つの注意点を説明されています。
が、それらの注意点についてはぜひ著作をお読みになり、ご確認いただきたいと思います。

つまるところ、テレビなどのマスメディアは、広告料の収入から成り立っているため、広告主に都合の悪い情報は、一切流せなくなっているのです。

また、画面だけではなく、テロップなどで文字を画面に加えることにより、いろいろな刷りこみを行う番組が多くなっています。このような効果は、受け続けることで脳の機能にも影響が及び、自発的に考える思考能力が奪われてしまう危険性が高くなっていると言われています。

考えがまとまらないイメージ

昔、テレビを見ていると頭が悪くなる、などと家族から言われたものですが、現在は大学などでの研究結果を見ても、どうも本当のようです。
東北大学加齢医学研究所の認知機能発達寄附研究部門では、平成25年に「長時間テレビ視聴が小児の高次認知脳領域の発達性変化や言語性知能に悪影響を与えることを発見」とのプレスリリースを発表しています。とくにお子さんがいる家庭では、テレビなどを見る場合には、時間を区切って見る習慣をつけたほうがいいでしょう。

筆者がチェックしている天下泰平というブログでも、こんな情報がありますのでリンクを貼っておきます。
これらの情報を見て、ぜひとも自分なりに考えてみてほしいと思います。

最後に情報の汚染について、ポイントをまとめます。

  • 現代社会の統治手法は、すでに情報によるコントロールが主体になっている可能性が非常に高く、マスメディアを確認しても本来の状況をつかめなくなっていると思われる。
  • 長時間のテレビ視聴は、子どもの高次認知脳領域の発達性変化や言語性知能に悪影響を与えることが発見されている。大人も気をつける必要がある。
  • ニュースも含め、マスメディアからの情報は、すべてシナリオ通り演出されているものと考えたほうが無難。自分なりに信用のおけそうなメディアを、インターネットで見つけること。

 

* 脱・洗脳支配 池田整治 徳間書店

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