クシマクロビオティックスから見た、癌の進行段階で3段階めの「皮膚病の進行」について説明します。
この段階は、皮膚病など一般的な皮膚の障害と皮膚癌の2つに分類されます。
▼皮膚病など一般的な皮膚の障害
皮膚病は、ふつう腸や腎臓が、余分な毒素を効率よく排出できないときに起こります。
最も一般的な原因は、以下食品の摂取です。
- 肉類や卵
- 乳製品
- 魚などの動物性食品
- 砂糖
- 果物、果物のジュース
- 油脂
- そのほか陰性の食物
皮膚病では、排出を抑えずに促進しながら、問題となっている原因を取り除くことを心がけます。
具体的な対処法は、マクロビオティック標準食をはじめると同時に、状態が良くなるまで次のものを避けます。また、調理済みのものだけを食べることにします。
- 全ての動物性食品
- そば(蕎麦)
- 果物や甘いものなど、過度な陰性の食物
- サラダを含む、全ての生食品
- 2か月未満の浅漬け
- 小麦粉製品
Sponsored link
そのほか、腸や腎臓の機能を高めるために、次のことに気をつけます。
- 羊毛や合成繊維の毛布をやめて、綿の毛布にする。
- 衣服は、綿か自然素材のものにする。特に下着は綿にする。
- 化学合成の石鹸やシャンプーをやめ、天然素材の石鹸や粗い綿の布で包んだ米ぬかなどを使う。
- 外側からの手当てを行う。こちらについては、専門家に問合せていただくとよいと思います。
なお、皮膚病は、一般的にはそれほど深刻ではないため、ほとんどの場合で、毒素が排出されることによって、内臓や皮膚の機能が適切になるとされます。
ところが、極端な食べかたを続けていると、余分な物質が身体に蓄積されていきます。
Sponsored link
▼皮膚癌
過度な陰性および陽性の食物をやめ、マクロビオティック標準食をすぐにはじめること。
標準食のうち、魚や果物、サラダ、ナッツ類は避ける。種子類はたまに食べる程度にする。
また、食べる際には、一口で少なくとも100回、できれば200回噛むようにする。よく噛むことが、血液の質を改善するためには不可欠であるとされています。
上記の対応を取ることで、ほとんどの場合で、皮膚癌は改善されるとしています。
*THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス
*マクロビオティック自然療法 久司道夫 日貿出版社
そのほか、クシマクロビオティックスコンシェルジュの資格認定プログラム、以下の書籍を参考にさせていただきました。
- 地球と人類を救うマクロビオティック 久司道夫 文芸社
- マクロビオティック健康法 正食のすすめ 久司道夫 日賀出版社
- マクロビオティック入門 久司道夫 かんき出版
関連するコンテンツ |