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クシマクロビオティックスから見た、心臓疾患および循環器系疾患の潜在的な症状のうち、冠状動脈性心臓疾患および心臓発作の原因と対応方法について説明します。

実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。
西洋現代医学のほかにも、対応方法がありそうだということは認識しておきましょう。

▼前提
致命的な症状が疑われる場合には、まずは至急、西洋医学などで医師の受診を受けてください。ここでは、予防の観点を中心に、原因や対応方法について説明します。

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冠状動脈に脂肪性物質のまだら状の沈着物(アテロームまたはプラーク)が溜まると、血流や心臓の酸素供給が妨げられる可能性があります。この原因により、心筋梗塞などの心臓発作が起きる危険性は、50~70%とされています。
また、プラーク上に血栓ができ、血液の流れがせき止められることで心臓発作が起きることもあります。

主要な原因は、長期にわたる肉類や卵、乳製品、脂の多い魚介類など極陽性な動物性食品の摂取によるもので、砂糖やチョコレートなどの精製された菓子類、大量の果物、大量の果汁、熱帯原産食品、コーヒーなどの刺激物、アルコール類、薬物など極陰性食品の摂取は、危険性を促進する要因になります。

一般的に、冠状動脈性心臓疾患では、バイパス手術やカテーテル治療、ステント治療(ステント留置療法)などが行われます。バイパス手術では、20~30%の症例で、術後6か月以内に再びプラークや血栓の堆積が見られるとしています。

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▼症状の予防と解消

食事指針は、陽性傾向に対応した食事(標準食から陰の要因をわずかに強調する方向で、食事内容を修正)になります。

特別な料理として、以下を摂るとよいとされています。

  • 味噌汁(毎日)
  • 青菜の蒸し物(毎日)
  • コンブなど海藻を入れた切干大根(頻繁)
  • 少量の大根おろしに、醤油をたらしたもの(3週間に渡って時々摂る)

*THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス

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