現代医学では、症状を化学薬品を使って抑えたり、症状を作っている原因と考えられる部分を外科的に切除したりして、癌などの病気を治療します。
これに対して、マクロビオティックでは、血液や体液をきれいにして自然治癒力を回復させることによって、癌などの病気を抑えたり、消滅させたりして病気を治療していきます。
「陰と陽」のバランスが崩れていることによって、癌の前段階の不調が起き、その不調の先に癌が発生します。
癌の原因は、血液や体液の質を低下させる、現代の食生活にあるとしています。
その原因となる食物について整理すると、次の3つとなります。
- 陰性の食物および飲みものの摂りすぎ
- 陽性の食物および飲みものの摂りすぎ
- 極陰と極陽の、両方の食物および飲みものの摂りすぎ
Sponsored link
マクロビオティックでは、食物の陰陽と体の各部の陰陽とのバランスを考慮して、偏りを食物によって調整していきます。
そして、症状が消えたあとは、バランスの取れた食生活を続けることで、病気の再発を防ごうという考えかたをしています。
対応方法について言い換えると、戦後、日本人の食生活が変わるに従って、いたるところで癌を含むアメリカ的な病気が増えましたが、それらを元の伝統的な日本食に戻し、陰陽のものさしを使いながらバランスを調節していくことで、病気を治していくことを教えています。
この考え方は、福島原子力発電所の事故に直面している現代日本のみんなにも、生存のために、ぜひ考えてもらい、実践していただきたいと思います。
もちろん、他に簡単ないい方法があるのであれば、何であっても構わないと思います。とにかく、既成の常識を疑って、立ち止まって考えることが、今必要になっていると思っています。
なお筆者がときどき見ているツイッターがあります。
それによると、やはり健康被害が増えているように感じられます。
それも、子どもたちや20代、30代~40代が病に倒れている状況が見えてきます。
また、ネットだけではなく、筆者の身の回りでも、ちらほらと話を聞くようになっています。
おそらく、本当の事実が明らかになるのは先のことなのでしょうが、もし身の回りで倒れた話を見聞きしたら、できることから実践してほしいと思っています。
関連するコンテンツ |