クシマクロビオティックスから見た、癌の進行段階で6段階めの「癌に至る慢性的な血液とリンパの退行」について説明します。
血管に脂肪や粘液が付着していると、過剰物が臓器に蓄積されはじめます。
一般的に、肺や腎臓が最初に患う臓器となるため、血液をろ過して浄化する機能が問題になります。この状態がさらに進行すると、血液の質が悪化して、リンパ系にも影響が及んでいきます。
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血球や血漿は、ほとんど小腸で作られるため*、腸が正常に機能していないと、血液の質が退化していきます。多くの場合で、腸の絨毛は脂肪や粘液に覆われ、内部が酸性になっています。このような状況では、健康な血液は作りだせません。
また、扁桃腺の除去手術などは、リンパ系の浄化作用を低下させ、リンパ系全体を悪化させることにつながります。このような出術は、頻繁に起こる腫れやリンパ腺の炎症を引き起こし、血液の質、特に赤血球を慢性的に悪化させるとしています。
その結果、赤血球が正常な身体細胞へと変わる力がなくなり、退行性の癌性細胞を作り始めるといいます。
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癌は、血液とリンパ液が慢性的に退行した結果として生じます。癌細胞を特定の部分に集中させることによって、全身を有害物質から保護するという身体全体の退行状態としています。
集中が起こる身体の場所は、その癌性細胞の形成に、どのような食物が影響を及ぼしたのかによって異なるといいます。
* 参考: 腸造血について
*THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス
*マクロビオティック自然療法 久司道夫 日貿出版社
そのほか、クシマクロビオティックスコンシェルジュの資格認定プログラム、以下の書籍を参考にさせていただきました。
- 地球と人類を救うマクロビオティック 久司道夫 文芸社
- マクロビオティック健康法 正食のすすめ 久司道夫 日賀出版社
- マクロビオティック入門 久司道夫 かんき出版
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