クシマクロビオティックスから見た、癌の進行段階で5段階めの「貯蔵」について説明します。
貯蔵の段階になると、様々な過剰物が内臓の内外に貯蔵され、機能不全を引き起こします。
過剰物は、肝臓には炭水化物、筋肉には蛋白質、全身には脂肪酸の形で蓄えられます。
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循環器系であれば、過剰物は心臓の内側と外側や、心臓の細胞組織、動脈内部、動脈内部の周辺に蓄積されるようになります。
そして、過剰物の蓄積が心臓の機能を妨げ、動脈への血液の流れを阻害していきます。
一般的には、心臓に蓄積される脂肪は均等でなく、心臓の片側だけに、もう一方よりも多くの脂肪が蓄積されることがあります。このような状態では、心拍が不規則になります。
また、心臓に脂肪が蓄積されると同時に、肺にも粘液が蓄積されるため、肺の働きも阻害されていきます。そのため、過剰物が貯蔵され続けると、呼吸するのも困難になります。
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主原因は、固い飽和脂肪を大量に含んだ食品の摂取です。
▼判断の方法
- 鼻の先は、特に心臓など循環器系の状態を反映するとされています。
鼻の左側が心臓の左側を、鼻の右側が心臓の右側を表しています。
たとえば、鼻の右側に固い脂肪が溜まっていて、鼻の左側より右側のほうが固ければ、心臓の右側に脂肪が蓄積されていることを示しています。 - 顔全体は、心臓の状態を反映しているとされています。
たとえば、顔が赤みを帯びて、腫れているのであれば、心臓も腫れて拡張しているということになります。
また、顔が青白ければ、心臓内の循環が悪く、心臓の組織も血液を十分に受け取っていないことを示します。
顔が脂っぽいのであれば、心臓にも脂肪が蓄積されていることを示します。 - 顔の斑点やニキビ、しみなどは、対応する心臓の部分に、脂肪が蓄積されていることを示します。
たとえば、顔の右下方にニキビがあれば、心臓の右下部に脂肪の蓄積が多いことを示しています。
*THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス
*マクロビオティック自然療法 久司道夫 日貿出版社
そのほか、クシマクロビオティックスコンシェルジュの資格認定プログラム、以下の書籍を参考にさせていただきました。
- 地球と人類を救うマクロビオティック 久司道夫 文芸社
- マクロビオティック健康法 正食のすすめ 久司道夫 日賀出版社
- マクロビオティック入門 久司道夫 かんき出版
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