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クシマクロビオティックスから見た、ものもらいの原因と対応方法について説明します。

ものもらいは、一般的に、瞼の縁に沿って見られる炎症で、眼の端やまぶたの中央部分に現われ、赤みを帯びて、じくじくとした水疱のある吹き出物を伴う症状とされます。

ものもらいは、大きく分けると、次の2つの種類があります。

  1. 麦粒種(ばくりゅうしゅ)
    細菌(ほとんどがブドウ球菌)の感染によって、化膿することがある。目がごろごろするような感覚があり、軽い痛みやかゆみなどの症状が出る。
  2. 霰粒腫(さんりゅうしゅ)
    まぶたの中に、ころころとしたしこりができる。痛みはなく、しこりがあるだけの無菌性の症状。細菌に感染して炎症を起こす化膿性の症状もある。

従来的医療では、ものもらいは、上の2つの症状とも、抗生物質の点眼薬の処方や、症状が重い場合には、軟膏や内服薬などが処方されるのが一般的とされます。

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マクロビオティックの観点からすると、ものもらいは、極端な性質の食品の摂取で起こり、中でも動物性、植物性を問わず、脂っぽい食品によるもので、脂肪の多い青い皮膚の魚や魚卵、水分、砂糖、甘い食べ物、熱帯原産の食品、トマト、スパイス類、アルコール類、薬物などによっても引き起こされるとしています。
なお、脂肪を多く使って、いも類、特にジャガイモなどを調理してしばしば摂ると発症することがあるとしています。

実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。
西洋現代医学のほかにも、対応方法がありそうだということは認識しておきましょう。

▼前提
致命的な症状や失明など、重大な障害が疑われる場合には、まずは至急、西洋医学などで医師の受診を受けてください。ここでは、予防の観点を中心に、原因や対応方法について説明します。

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▼症状の予防と解消

陰陽両極端が併合した症状のための、中庸の食事に従います。

マクロビオティック食事法を実践して、眼の上に番茶湿布を行うと、痛みがとれて回復が促進され、大半のものもらいは、数日から1週間すると自然に治癒するとしています。


THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス

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