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クシマクロビオティックスから見た、副鼻腔炎の原因と対応方法について説明します。

日本では、副鼻腔炎の患者数は、一説には100万人とも言われ、予備軍まで含めると1000万人とされることもあり、近年、患者数が増え続けているとされます。

風邪やアレルギー性の鼻炎では、ふつうさらさらした水のような鼻水が出ますが、副鼻腔炎の場合には、炎症によって発生する膿が混ざり、時には悪臭がある黄色く粘り気のある鼻水が出ます。

 

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多くはウイルスや細菌の感染、アレルギーが原因とされ、最もよく見られる症状は、痛みや鼻づまり、頭痛とされます。

顔の前面には、副鼻腔の袋が4か所あり、そのうちの1つが鼻の両脇にあり、もう1つが眼の上部から鼻梁内部に下る部分にあるとされます。ふつう、こうした臓器の裏側にある粘液は、呼吸から空気中にある細かなちりをとらえて、鼻にある小さな鼻腔の開口部から排出しますが、粘液が過剰になると、腫れやうっ血を引き起こして感染症を引き起こすとしています。

一般的には、急性副鼻腔炎が治らずに慢性化したものが慢性副鼻腔炎となります。慢性副鼻腔炎は、俗に蓄膿症と呼ばれます。

慢性化してしまうのは、鼻と副鼻腔とをつないでいる排泄路が、ウイルスや細菌への感染やアレルギー反応などによって閉じられてしまい、副鼻腔に膿が溜まってしまうことが原因とされます。

また、副鼻腔に溜まった膿によって、粘膜が腫れてしまうと、鼻たけと呼ばれるポリープができてしまうとされます。このポリープが成長すると、呼吸が妨げられたり、その他の合併症が引き起こされたりするとしています。

従来的医療では、慢性副鼻腔炎は、クラリスなどのマクロライド系抗生物質を、少量で1~2か月程度、内服し続ける薬剤処方や、鼻から内視鏡を挿入して行う外科的な出術である内視鏡鼻内副鼻腔手術(ESS)などの治療が一般的とされます。

バランスのとれたマクロビオティック食事法を実践すると、大半の場合で、たちまち症状が解消され、以後の再発も予防されるとしています。

実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。西洋現代医学のほかにも、対応方法がありそうだということは認識しておきましょう。

▼前提
致命的な症状が疑われる場合には、まずは至急、西洋医学などで医師の受診を受けてください。ここでは、予防的な観点を中心に、原因や対応方法について説明します。

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1 症状
副鼻腔炎では、以下のような症状が見られるとしています。

  1. 眼の後ろ側に、圧力を感じる
  2. 鼻腔のうっ血と呼吸が困難になる
  3. 顔面が重く感じられる
  4. 鼻汁が出る
  5. 鼻腔に悪臭がある
  6. ときどき発熱する
  7. ときどき歯が痛くなる

2 原因

  1. 鼻腔に問題が起きる主要な原因は、特に、牛乳や乳製品、砂糖、チョコレート、その他の濃縮甘味料、果物や果汁、脂っぽい食品、パンやクッキーなど小麦粉製品、中でも精白小麦粉で作られたパン類など、粘液を作り出す食品とされます。
    こうした食品は、鼻腔や腸などに粘液を作り出し、閉塞や炎症、感染症を引き起こすとしています。
  2. オート麦の摂りすぎによっても粘液が作られるとされます。
  3. 左側の鼻腔の詰まりや左目のただれなど、顔面の左側に起こるうっ血は、砂糖や菓子、果物、アルコール類など極陰性な飲食物の過剰摂取で起こることが多いとされます。
  4. 右側の鼻腔の詰まりや右目のただれなど、顔面の右側に起こるうっ血は、パンなどの焼いた食品や小麦粉を使ったデザートの摂りすぎなどによって起こることが多く、塩や醤油など陽性食品の摂りすぎで起こることもあるとしています。
  5. 両方の鼻腔のうっ血や両眼の炎症は、陰陽両極端な食事の摂取によって起きるとされます。

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3 症状の解消

標準的なマクロビオティック食事法に従い、症状に応じて微調整しながら実践します。
やや重症で、慢性の症状は、陰陽両極端が併合した症状のための、中庸の食事に従い、以下に注意するものとしています。一部を紹介しますので、専門家への相談の際に確認するとよいのではと思います。

  1. 毎食の主食として、精白した穀物でなく、全粒穀物を摂る。症状が改善されるまでは、押したりフレーク状にしたり、粗引きにしたりする加工をしていない、全粒のままの穀物を摂るようにする。
  2. 小麦粉製品は、良質な全粒小麦のパンやクッキーなどを含め、できるだけ量を減らす。
    麺類は食べてもよいが、1週間に1~2回とする。
  3. 動物性食品は避ける。ただし、どうしても欲しいときは、魚介類を1週間に1~2回だけ食べる。
  4. 脂肪の摂取は最小限にし、植物油も減らす。ドレッシングなど、生の油は摂らない。
  5. ケール*やカブの葉など、食物繊維が豊富に含まれる堅い緑の葉物野菜や、秋冬のカボチャやキャベツ、玉ねぎなどの球形の甘い野菜、ダイコンやニンジン、ゴボウなどの根菜を毎日摂る。
  6. トマトやナス、ジャガイモ、ピーマンなど、熱帯産の野菜は避ける。

* ケール:
アブラナ科のケールは、キャベツの一種です。キャベツは結球しますが、ケールは不結球性となり、生命力が非常に強い緑黄野菜とされています。また温帯では一年中栽培できるとされています。栄養価が非常に高く、各種ビタミンやミネラル、葉緑素(クロロフィル)、GABA(ギャバ)、食物繊維、たんぱく質なども豊富で、単一野菜では最高レベルとされているようです。また、抗酸化物質であるルテインが多く含まれています。青汁の原料とされます。


THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス


そのほか、クシマクロビオティックスコンシェルジュの資格認定プログラム、以下の書籍を参考にさせていただきました。

  • マクロビオティック自然療法 久司道夫 日貿出版社
  • 地球と人類を救うマクロビオティック 久司道夫 文芸社
  • マクロビオティック健康法 正食のすすめ 久司道夫 日賀出版社
  • マクロビオティック入門 久司道夫 かんき出版
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