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クシマクロビオティックスから見た、化学薬品アレルギーの原因と対応方法について説明します。

人類が発見し、合成した化学物質は、5000万種類を突破したと言われ、現在も増え続けています。

EU内で商品化されている化学物質が30万種以上とされ、一説ですが、日本でも約3万種類から8万種類が流通しているのではないかと推定されますが、現在も増え続けているために、正確な数字がつかめないような状況になっています。

もうすでに、誰もが、どんなに気をつけたとしても、ある程度こうした物質に触れることは避けられない状況になっています。

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農薬や殺虫剤、食品添加物、有毒ガス、工場のばい煙、排気ガスなどの汚染物質は、とくに強力な反応を引き起こすものとされます。

こうした物質の大半に、強力な陰性作用があるために、次のような影響が起こっているとしています。

  • 物忘れしやすい
  • 頭脳の明晰さに欠ける
  • 思考が散漫になる
  • 統一性に欠ける
  • 注意力が散漫になる

その一方で、二酸化炭素や重金属などの物質や、その成分は、鈍重で柔軟性に欠けるなど、収縮性の陽性効果を引き起こすとしています。

実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。
西洋現代医学のほかにも、対応方法があるかもしれないということは認識しておきましょう。

▼前提致命的な症状が疑われる場合や致命的な現象を引き起こしかねない状況が想定される場合には、まずは至急、西洋医学などで医師の受診を受けてください。ここでは、予防的な観点を中心に、原因や対応方法について説明します。
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▼症状の解消

  • 原因が究明できている場合、陰性傾向に対応した食事(標準食から陽の要因をわずかに強調する方向で、食事内容を修正)または陽性傾向に対応した食事(標準食から陰の要因をわずかに強調する方向で、食事内容を修正)を参照し、やや陰性もしくは陽性傾向に微調整しながら、マクロビオティック食事法を行います。
  • 原因が究明できない場合、陰陽両極端が併合した症状に対応する、中庸の食事に従うことが無難であるとされます。

以下の注意点があります。一部を紹介しますので、専門家への相談の際に確認するとよいのではと思います。

  • 野菜の煮しめを、週に2~3回、2~3カ月摂るとよい。
  • 梅しょうくずを、1週間に2回飲む。

THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス

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