クシマクロビオティックスから見た、アトピー性皮膚炎の原因と対応方法について説明します。
アトピー性皮膚炎は、口から飲みこまれた物質が原因で湿疹や皮膚炎を起こすのと同様に、何らかの刺激物が、その接触点とは離れた場所に反応を起こすアレルギー症状であるとしています。
アトピー性皮膚炎は、日本では、幼少期の児童の約12%程度が罹患しているとされます。患者の80%は軽症で、およそ5%が重症とされます。
幼少期に罹患した患者の80%は、5才までには自然に軽快していくとされますが、軽快せず悪化していく場合や、一旦は軽快したものの思春期などに再発して重症化する場合などもあるとされます。
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アトピー性皮膚炎の潜在的要因は、膨張性のある食品で、とくに砂糖やチョコレート、精製甘味料、乳製品、パンなどに含まれる精白小麦粉、熱帯産の果物や果汁、刺激物、スパイス類など、極陰性な食品によって血液が弱まり、酸性状態になったものとされます。
実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。
西洋現代医学のほかにも、対応方法があるかもしれないということは認識しておきましょう。
▼前提致命的な症状が疑われる場合や致命的な現象を引き起こしかねない状況が想定される場合には、まずは至急、西洋医学などで医師の受診を受けてください。ここでは、予防的な観点を中心に、原因や対応方法について説明します。
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▼症状の解消
陰性傾向に対応した食事(標準食から陽の要因をわずかに強調する方向で、食事内容を修正)に従います。
以下の注意点があります。一部を紹介しますので、専門家への相談の際に確認するとよいのではと思います。
- 梅しょうくずを、小さなコップに1日1杯、もしくは1日おきに1杯ずつ、3週間飲む。
THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス
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