クシマクロビオティックスから見た、ビタミンB12の摂取について説明します。
ビタミンB12は、一般的には、牛乳や内臓肉、卵の黄身など動物性食品にのみ存在するとされています。
しかしながら現在では、木桶などを使った伝統的な製法で作られる味噌やたまり醤油などの発酵食品、海藻などにも含まれていることが分かっており、動物性食品が必ずしも必要ないということが分かってきています。
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クシマクロビオティックスでは、ビタミンB12についても、標準食と海藻などを摂ることで対応することを教えています。
もちろん、標準的なマクロビオティック食事法を行った上での話となりますが、その理由は下記のようになります。
- 何世紀もの間、人々は動物性蛋白質なしで生存してきており、悪性貧血も生じていなかった。
- 牛は、ビタミンB12を含まない牧草を常食にしている。ビタミンB12は、牛乳や牛の内臓に見られるが、これは牛自体が消化器官のなかで、ビタミンを合成する力を持っている証拠である。つまり人間もこの能力を当たり前に持っているために、動物性蛋白質は、必ずしも摂る必要はない。
- 悪性貧血の症状が、ビタミンB12を自然に合成できる力を失ってしまった結果として生じることもある。この場合、動物性食品の摂取をやめると回復できる。
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*THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス
そのほか、クシマクロビオティックスコンシェルジュの資格認定プログラム、以下の書籍を参考にさせていただきました。
- マクロビオティック健康法 正食のすすめ 久司道夫 日賀出版社
- マクロビオティック自然療法 久司道夫 日貿出版社
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