クシマクロビオティックスから見た、血友病の原因と対応方法について説明します。
血友病は、血液が酸素にさらされても、ふつうに固まらなくなる症状があらわれ、小さな傷や打撲傷でも出血が長引いてしまい、わずかに打撲したり、軽くぶつけたりしただけで、皮下に青黒い大きなあざができてしまうような症状が一般的とされます。
血友病は、先天性の出血素因とされ、出生した男子1万人に対して、約1人の発症があるとされます。男女の比率は、男性が99%で、女性にはほとんど見られないとされます。
Sponsored link
ヨーロッパでは、王室や独裁者の家族に血友病が多く見られたとされますが、これは遺伝ではなく、豪勢な食事と華美な生活様式のために、過度な陰性状態が引き起こされたことに由来するとしています。
血友病では、血液が凝固する力を失い、破れた血管が、負傷した後に傷口をふさぐことができなくなるとされます。
従来的医療では、血液に足りていない凝固因子を補充することが一般的になり、主に注射によって、凝固因子補充療法が行われることが行われるとされます。
マクロビオティックの観点からすると、血友病は、牛乳やバター、アイスクリーム、その他の軽い乳製品、卵、その他の動物性脂肪などが隠れた要因とされ、砂糖や熱帯性果物、熱帯性果汁の摂りすぎなど、極陰性食品の摂取が主要原因であるとしています。
男性は、女性に比べて、多量の陰性を不均衡な状態に陥らずに受け入れることが難しいために、血友病にかかりやすいとしています。
Sponsored link
実際に、マクロビオティック食事療法を行う場合には、必ず事前に専門家に相談するようにしてください。
西洋現代医学のほかにも、対応方法がありそうだということは認識しておきましょう。
▼前提
致命的な症状が疑われる場合には、まずは至急、西洋医学などで医師の受診を受けてください。ここでは、予防の観点を中心に、原因や対応方法について説明します。
▼症状の予防と解消
陰性傾向に対応した食事(標準食から陽の要因をわずかに強調する方向で、食事内容を修正)に従います。
身体を動かしたり自然に触れたり、困難に挑戦するといった活動も効果的とされ、血液や内臓の状態を完全に変えるには、数年かかるとされますが、適切な食事法と運動によって、血友病を治癒することができるとしています。
*THE マクロビオティック 久司道夫 マガジンハウス
関連するコンテンツ |