EM(有用微生物群)やEMBC(複合発酵)というものをご存知でしょうか?
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EMは、琉球大学農学部の比嘉照夫教授が開発し、乳酸菌や酵母など微生物たちの共生体ということです。
一方、EMBCは、環境微生物学の高嶋康豪博士が開発したもので、こちらは日本酒の複合発酵の技術を使ったものだといいます。
また、飯山一郎さんが教えてくれている乳酸菌や光合成細菌も微生物です。
ネットで調べると、異常なまでに批判されたり、放射能汚染を軽減する効果について否定している情報が多かったりします。それらの批判の中には、確かにうなずけるものもあったりします。また、現状分かっている科学を使って、その効果を説明することは難しいようです。
しかし、だからといって、これらの微生物に放射能汚染の軽減効果がないというのは当てはまらないと思います。そして、もう筆者があらためて説明する必要もないくらい、現時点でも幅広く普及しています。
EMはAmazonでも比較的安価で買えますし、飯山さんは乳酸菌の使いかたを教えてくれていますので、自分で微生物を培養して、耐放射能生活を送るというのが、せいぞんほうほうのたんけんには必要と思います。
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かつて広島・長崎への原爆投下後、残存する放射性物質の影響で学者たちは70年は草木が生えないなどと言っていました。しかし数月後には、そこに雑草が生えてきたのです。
この理由の一つは、広島・長崎への原爆投下後、昭和20年(1945年)9月17日から上陸した枕崎台風によって、広島・長崎の大地が洗い流されたこと。
そして二つめの理由は、日本は、ほとんどの土地が温帯に属していたため、土壌に微生物がいて、放射性物質を分解したからです。
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日本への原爆投下のあと、進駐軍が日本に科学者を送って放射能汚染の減少について調査し、微生物が関わっているらしいことをつきとめて、微生物のサンプルを本国に持ち帰ったそうです。しかし、本国の環境(気候風土)では再現できなかった、ということが、EMBCの開発者である高嶋康豪博士の著作*でも述べられています。
EMやEMBCに限らず、現在では、微生物を使って、放射能汚染をはじめとした様々な環境汚染を、分解・消失させるビジネスをしている人が、日本にはいます。
それらのいくつかは、土自体を微生物によって発酵させて浄化を行うようですが、現在分かっているのは、その一部の働きだけのようです。
海外で一般的な発酵は「単発酵」ですが、たとえば日本酒の発酵は「並行複発酵」といって、微生物を複合的に扱っており、世界的に進んだ技術だそうです。
最後に、微生物についてのポイントをまとめます。
- 温帯の日本には、土壌や空気中に微生物がいる。それらの微生物の中には、放射性物質をエネルギーにできる「耐放射線細菌」が存在すること。
- 味噌・醤油・日本酒を作ってきたことをはじめとして、古来より日本には、微生物を扱う発酵の技術があり、その技術が世界的にも進んだ技術であること。
- 微生物には、宇宙空間で生存できるものがいるなど、その可能性は未知数。これらを活かすのが、今後の日本および世界にとっての鍵になる。
* 緊急版!微生物が放射能を消した!! 日本復活の革命は福島から あ・うん
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