クシマクロビオティック標準食を実践する際の、ガイドラインについて説明します。
クシマクロビオティックの標準食は、柔軟性を持っています。
しかしながら、食べものや食べものを調理する際に、健康のため、自然環境の保護のために、制限されるものがあります。そしてこの内容は、ごく一部のものです。
環境保全の常識として、また自分の置かれた内的・外的環境を考慮して、このほかにもどんなものが挙げられるのかを考えてみるように、ということを教えています。
これらは、一つ一つ自分で考え、調べていくと、勧めていたり避けていたりする理由が分かってきます。生存を考える上での第一歩として、ぜひ皆様にも、理由を考えてほしいと思います。
なお私が考えても分からない理由を持つ内容も含まれています。引き続き、私も勉強していきたいと思います。
1. 勧められるもの
- 自然の湧水
- 伝統的な製法で作られた、にがり分を減らした海塩
- 有機農法で作られた穀物、豆、種子類
- 有機農法で作られたもの、または自然の力で育った、季節の野菜、果物
- 有毒な仕上げを施されていない、国産木材
- ステンレスの調理器具
- 鉄の調理器具
- 鉛の混じらない土製やセラミック製の調理器具
- 無漂白の紙
- 無漂白で植物性染料を使った綿100%の製品
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2. 制限するもの
- 養殖された魚介類
- 野生種、有機栽培を含むハーブや香辛料
- ナス科の植物
- 刺激の強い飲みもの
- シロップ、メープルシロップ、未精製のコーン糖
- プラスチック製品
- テフロン加工製品
- 合成樹脂製品
- ホーロー鉄器
- 電気調理器具
3. 避けるもの
- 肉、肉製品
- 牛乳、乳製品
- 卵、鶏肉
- 飽和脂肪酸、精製油
- 遺伝子組み換え食品
- 化学合成された食品添加物
- 人工甘味料
- 自然界には存在しない材料や食品
- 精製糖
- ビタミン、サプリメント類
- 食塩、ヨウ素化された塩(人工的にヨウ素を加えた塩)
- 温帯地域での、熱帯産の産物の摂取(またはその逆)
- アルミニウム製品
- プラスチック製品
- 銅製品
- 使い捨て製品
4. 日常生活で心がけるもの
- 食べる際は、よく噛んで食べること。一口50回以上噛むのが理想的
- 感謝の心を持つこと
- 食事の量は、満足できる程度で満腹は避けること
- 就寝前の3時間は何も食べない
- 肌に直接触れる衣類は、木綿製にする
- 昼間はできるだけ身体を動かすこと
- 海岸や草原や地面など、危険がないところで裸足で歩くこと
- 身辺を整理整頓し、清潔に保つこと
- 電気やマイクロ波を使った調理器具(電磁調理器、電子レンジなど)を避けること
- 化学的に作られた化粧品や歯磨きなどは避けること
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