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精製塩とは、いわゆる「食塩」などと言われて売られている、精製によって塩化ナトリウムの含有量が99.5パーセント以上のものを指します。この精製塩は化学薬品と言っても差し支えないものです。食用ではなく、あくまで工業用として使うべきものです。

もともと、日本では戦前には使われていないものでしたし、精製塩を食用として使っている国は世界中どこにも無いといいます。生存を考える上では、真っ先に避けたほうがよいです。

クシマクロビオティックスでは、精製塩での味付けは「陽性が極端に強い料理法・加工法」と分類され、心身の健康を維持するためには避けるか制限するよう指導しています。

たとえば海水の成分は、そのほとんどが塩化ナトリウムですが、ほかにも90種類以上のミネラルが含まれていることが分かっています。また、人間の体の70%が水分であり、その成分は限りなく古代の海水の成分に近いものだといいます。
海のイメージ

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精製塩を取りすぎると、化学物質を摂取した場合と同様な代謝異常のために、高血圧や心臓疾患の原因になるようです。特に、肉類と一緒に精製塩を摂取したときには、顕著に血圧が上がります。今は肉類を過剰摂取した人が多いので、精製塩の減塩は間違いではありません。

一方、普段から自然塩を取っている人が減塩すると活力が無くなります。
海水から作った精製されていない自然塩には、上のような作用はなく、不要であれば体外に排出されてしまうといいます。
もちろん、取りすぎは良くないですが、放射能汚染下の関東圏では、適塩か少し多めくらいの摂取がすすめられるのではないかと思っています。

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最後に、精製塩を含む塩についてまとめます。

  • 低温で蒸発、結晶化させ、にがりを少なくした、日本の海水から作った精製されていない自然塩を使うこと。できれば日本古来の伝統製法で作られているものがよい。
  • 精製塩や、輸入された塩や精製塩をベースにして後からミネラルを添加して作った塩は避けること。
  • 日本古来の伝統製法で作られた良質な塩には、放射能汚染にも対応できるような未知の秘密が隠されている可能性がある。

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